2013年12月16日

神宮外苑の黄金色(01) 青年団造営の内苑&外苑

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 日増しに北風が冷たくなる今ごろ、明治神宮外苑のいちょう並木は黄金色。

 葉っぱの色変わりに一喜一憂する妙な国の一員としては、見に行かないわけにはいかない。デジカメぶら下げ、黄金色に染まりに出かけてみた。

 内苑と外苑だが、当初から計画されたものではない。大正9年(1920年)、明治天皇と昭憲皇太后を祀る明治神宮がつくられ、鎮座祭が行なわれたのが内苑。その6年後、業績を後世まで残そうということで整備されたのが外苑。

 和風の内苑とは異なり、外苑は徹底的に洋風。いずれも、全国青年団の勤労奉仕によって造営されたそうだから驚いてしまう。

【Map】地図で見ると「内苑」「外苑」「御苑」「御所」、いずれもご近所どうし。東京は意外に緑が多い。

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2013年12月17日

明治神宮外苑の黄金色(02) 146本のイチョウ兄弟

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 東京メトロ銀座線外苑前駅下車。青山通り(国道246号)を赤坂方面に200メートルほど歩くと「いちょう並木」の入口。

 いつもとは異なり人でごった返しているのは「神宮外苑 いちょう祭り」の真っ最中だから。いたるところから老若男女が湧き出ているといった感じだ。

 聖徳絵画館前広場から青山通りまで続く約300メートルが「いちょう並木」。

 明治41年(1908年)、東京府豊多摩郡代々幡村代々木の宮内省南豊島御料地内(現在の明治神宮境内)で生まれた種子から苗木を育成し、それを146本並べて植えたから満105歳のイチョウ兄弟並木ということになる。

 背の高い木(樹高28メートル)を青山通り寄りに、背の低い木(樹高17メートル)を聖徳絵画館前広場寄りに配してあるのは、絵画館を大きく見せる遠近法を前提にしているからなんだと。

【Photo】明治神宮外苑の入口。石垣のような構築物が左右にあり、その中央から聖徳絵画館前広場に向かって「いちょう並木」が続く。ふだんは青々としている周囲の木々が赤く染まっているので、並木道の黄金色に期待。

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2013年12月18日

神宮外苑の黄金色(03) 銀杏拾いは明け方から

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 早朝、黄金色の落ち葉に群がる人たちあり。いずれもレジ袋片手の近所の主婦。

 狙いは銀杏。クサイのカユイのなんのその、チンした銀杏、晩酌のお供。意外な場所の地産地消なのだ。

 期待していた黄金色だが、緑色から黄色に変わる真っ只中だった。たった1本のイチョウから生まれた兄弟姉妹なのに、それぞれ体調は異なるというわけだ。

【Photo(上)】並木道の入口からちょっとだけ入ったところ。左側にレストランがあり、オープンカフェは満員御礼状態。

【Photo(下)】頭上は黄金色。立ち止まってスマホで写真を撮る人多し。

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2013年12月19日

明治神宮外苑の黄金色(04) 御観兵榎は「ごかんぺいえのき」と読む

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 並木道の途中、右に折れて御観兵榎(ごかんぺいえのき)が植えられているところに行ってみた。

 外苑が陸軍の青山練兵場だったころ、榎(えのき)の近くに明治天皇が観兵する席が設けられたというのが由来。

 現在は練兵場の面影はなく、枯葉で敷き詰められた散歩道があるだけだから観兵のイメージは浮かばない。


【Photo(上)】メインストリートから外れると、喧騒がウソのよう。歩いている人がいないから、不思議な感じだ。

【Photo(下)】御観兵榎。残念ながら平成7年、台風の強風で榎は倒れてしまったそうだが、翌年、移植により二代目御観兵榎が再生。どうりで小ぶり。

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2013年12月23日

神宮外苑の黄金色(05) 芝生広場で舌鼓

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 いちょう祭りのイベント会場は、噴水池周辺と軟式球場の芝生広場。

 模擬店のほか、全国各地の特産品や名産品を売る店が並んでいて、まるでデパ地下の様相。

 芝生の上に設けられたテーブルで山盛りのソーセージや串トンなどを食べるのは気分良し。食後は、そのまま芝生でゴロゴロも可能なのだ。


【Photo(上)】いちょう並木が終わるころ、軟式球場の芝生広場が登場。遠くに見える石造りの建物が絵画館。ここまでは港区だが横断歩道を渡ると新宿区。

【Photo(下)】軟式球場の芝生広場。雲ひとつない紺碧の秋空ではなかったものの、乾いた北風がそよそよと吹きつけていて気分爽快。

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