2013年06月28日

目黒川に架かる橋(01) ナウいぜ大崎駅

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 国電山手線大崎駅は、用事のない限り下車することがない駅でした。

 このあたりは臨海地区に近く、ソニーや明電舎がかまえていたのに駅前に華やかな雰囲気はなく、あたり一帯に小ぶりなビルとくすんだ工場が散らばっているだけの、とてつもなく地味で、しかも、つまらなそうなところだったからです。

 要するに京浜工業地帯そのものだから、バギーパンツやミニスカートの青少年たちにとって「およびでない」ことおびただしく、たとえ下車したところで、5分後には下車したことを後悔し、再び国電に乗って安堵するといった塩梅でした。

【写真(上)】「この電車は大崎止まりです」で有名な大崎駅は、駅前に商店街なし。高齢のご婦人が云うには「今も昔も、買い物は五反田だから商店街がなくってもかまやしない」のだそうです。

【写真(下)】カマボコ状の屋根に覆われた巨大な渡り廊下。改札を抜け、駅前に出ようと思ったらこれだからビックリ。廊下の下は山手通り。廊下の先は高層ビルが建ち並ぶ東口第一地区「大崎ニューシティ」

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2013年06月29日

目黒川に架かる橋(02) テクノスクエア

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 見慣れた車窓からの光景が一変したのは、国電がE電になったころ。

 大崎駅東口にあった工場群は跡形もなくなり、代わって登場したのが近代的なビルが肩を並べた「大崎ニューシティ」(東口第一地区)です。

 不人気のE電がJRと呼ばれるようになったころには、埼京線、湘南新宿ライン、りんかい線などといった、どこへ連れてってくれるのか分からない線路が続々と入り込んできて、大崎駅は大変身です。

【写真(上)】大崎陸橋に出てみました。集合住宅に囲まれた線路の先は五反田駅。まるでパソコンゲームの「シムシティ」の世界に入り込んでしまったような気分。ちょっと古いか。

【写真(下)】集合住宅に住む小学生が山手通りを眺めていました。彼の記憶はこの光景から始まるのでしょうね。渡り廊下を進み、テラスの階段を下りると目黒川。とりあえず自然の風味はありますが、すべてコンクリで固められています。

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2013年06月30日

目黒川に架かる橋(03) ニューなゲートでシンクだぜ

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 当然ながら、いったん都市再開発の波が押し寄せてきたら、押し寄せっぱなし。引き潮などありません。

 平成不況などなんのその、「ゲートシティ大崎」(東口第二地区)が姿を現したのは平成11年(1999年)。続いて同19年(2007年)、西口地区の明電舎工場跡地に「シンクパーク」が登場。

 それにしても「ニューシティ」に「ゲートシティ」、おまけに「シンクパーク」だから、まるでパソコンゲームの真っ只中にいるみたい。どうして「新街」「門街」「思考公園」ではいけないんだろか。

【写真(上)】五反田寄りの目黒川を渡るJR。その先に東急池上線の高架が見えます。このあたりの雰囲気は昔のまま。

【写真(下)】東口駅前の山手通り。大崎ニューシティとはゲートでつながっています。

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2013年07月01日

目黒川に架かる橋(04) 将軍も渡った御成橋


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 東口駅前の山手通りを渡り、高層ビルの間を抜ければ目黒川。流れに沿って遊歩道がつくられていました。

 第一地区の大崎ニューシティのあたりは強い陽射しを浴びていましたが、この先、第二地区のゲートシティ大崎あたりからは鬱蒼とした街路樹に覆われた涼しい道のりとなります。

 ほんの30年前は悪臭プンプン川だったのですが、現在は臭わず。流水の大部分が、東京都下水道局落合水再生センター(新宿区)で下水を高度処理したものだからです。護岸も完璧です。

【写真(上)】
御成橋。江戸時代、品川の御殿山で各地の大名をもてなした将軍は、この橋を渡って鷹狩りに出かけたところから「(将軍が)御成(りになった)橋」。歴史のある橋は、幅員が広げられていて車道の両側に歩道が設けられています。

【写真(下)】ちょっとばかり無粋ではありますが、目黒川の護岸は頑丈そう。鼻つまみ川だったころとは異なり、下水道の普及とともに水質改善。ボラ、ハゼどころか、アユも遡上するらしい。

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2013年07月02日

目黒川に架かる橋(05) 涼しげアーチの鈴懸歩道橋

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「大崎ニューシティ」と「ゲートシティ大崎」を過ぎても目黒川の遊歩道は続きます。

 川面を伝う風がそよそよ・・・と云いたいところですが、コンクリ製の頑丈そうな護岸に守られている水路から涼しげな風が吹いてくることはなく、まるで真夏のような暑さ。

 おそらく、両岸に背の高いビルが壁のように建ち並んでいるから、風が通らないのかもしれません。

【写真(上)】比較的新しい歩行者専用の鈴懸歩道橋。ブルーのアーチが、ひと際目立ちます。いずれも、スケールや形が異なる橋ばかりだから、「橋めぐり」をしても面白い。

【写真(下)】ウォーターフロントには競うようにマンションビルが建っています。いずれも、かつては工場がひしめいていたところ。

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