2013年06月07日

紫陽花の咲く多摩川台(01) 花を愛でるお年ごろ

189-01_P1080820_800.jpg

189-02_P1080866_800.jpg 

 小雨にけむる多摩川沿いの丘陵地。苔むす山路に彩りを添える紫陽花を確認するため「多摩川台公園」に出かけてみました・・・というのは脳内だけの話。ホントは、歩くと汗が吹き出るほどの好天気でしたけど。

 若いときは紫陽花を含めて花など見向きもしなかったのに、どういうことでしょ。やっぱり、お年頃なのでしょうか。

 鬱蒼とした樹木に包まれた山あり谷ありの全長約750メートルには、おそらく心地良い涼風が吹き渡っているはずだから、快適お散歩ができると思ったものの、入口の石段は恐ろしく急勾配で、上りきったあとは心臓ドキドキで軽い目まい。

【写真(上)】「多摩川駅」西口から歩いていくと、鋼鉄製のゲートがお出迎え。いくつもの石段が造られていて、すでにココから「あじさい園」が始まっています。急斜面には「ガクアジサイ」が多く、見事なガクが満開(?)。この左側に本来の公園入口があります。もちろん入園無料。

【写真(下)】「あじさい園」の高台には、「あずまや」と展望台のような見晴らしの良い場所がつくられています。いずれもベンチ完備。眼下には斜面に沿ってたくさんの紫陽花が植えられていて、まるで紫陽花の海に漂っているような気分。弁当持参であれば文句なし。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | 紫陽花の咲く多摩川台

2013年06月08日

紫陽花の咲く多摩川台(02) 公園の前身は古墳

190-01_P1080874_800.jpg

190-02_P1090012_800.jpg


 高台のベンチに座り、そよ風そよそよにホホをなでらているうちに元気が戻ってきたからひと安心です。

 園内が山あり谷ありなのは、厚く堆積した関東ローム層が多摩川の流れで浸食したのではなく、人の手で造成されたから。

 とはいっても大田区の公園課が指図したものではなく、関わったのは古代人。つまり「多摩川台古墳群」そのものを公園として整備、利用しているというわけ。

【写真(上)】多くの方がデジカメで紫陽花を狙っていました。ガクが開き始めたばかりなので、傷付き汚れたモノは一切なし。どちらを向いても、賞味期限たっぷりの紫陽花ばかり。

【写真(下)】ある人は油絵に夢中、ある人は撮影に夢中。鎌倉のように有名ではないので訪れる人も少なく、紫陽花撮影の穴場かも。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | 紫陽花の咲く多摩川台

2013年06月09日

紫陽花の咲く多摩川台(03) 埋葬されたのはだれだろ

191-01_P1080885_800.jpg

191-02_P1090248_800.jpg

 築かれたのは6世紀後半から7世紀中ごろ。埋葬されているのは周辺を治めた首長クラスの人間らしいのですが、古墳を築いた人たちや一般の人々がどこで生活していたかということは、まったく不明。

 住居祉を中心とする生活に関する遺跡が、周辺からまったく発見されていないのだそうです。大雨のたびに川筋を変えた多摩川が、海の彼方に流し去ってしまったのでしょうか。

【写真(上)】起伏に富む園内。散策路を歩いてもいいし、高台から眺めてもいい。

【写真(下)】さすが区立公園、水道完備です。それほど冷たい水ではありませんでしたが、ちょっとばかり水道管の味がして、それは、小学校時代に校庭の片隅にあった鉄棒をペロリと舐めたときと同じでした。周囲に自販機など皆無だから、これで生き返ります。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | 紫陽花の咲く多摩川台

2013年06月10日

紫陽花の咲く多摩川台(04) 弁当なしはキツイ

192-01_P1080988_800.jpg

192-02_P1090105_800★★.jpg

 急勾配の石段を上がったところが「あじさい園」。散策路の両側から紫陽花がこんにちは・・・というのではなく、なだらかな斜面全体が紫陽花で埋め尽くされていて、さらにそれらが一斉に花開いています。

 園内を散策する方々はお弁当持参の方が多く、木陰のベンチで楽しい昼食会。

 このあたりは田園調布1丁目。東急線「多摩川駅」の周辺に蕎麦屋などがありますが、公園の周囲には高級住宅が建ち並んでいるだけで、スーパーもコンビニもないから、空きっ腹のトホホ状態になったら泣くしかありません。


【写真(上)】いわゆる「西洋アジサイ」。ガクの集まったモノとは信じられません。紫陽花も一生懸命なのだから、花びらとして見てあげてもいいのではないかと思ってしまいます。

【写真(下)】陽光が降り注いでいるところでは色付きも良く、葉っぱも頑丈そう。なんだか、巣の中でエサを求めて大口をあける幼鳥のようです。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | 紫陽花の咲く多摩川台

2013年06月11日

紫陽花の咲く多摩川台(05) 昆虫はどうするのだろ

193-01_P1080991_800.jpg

193-02_P1080822_800★★.jpg


 紫陽花はミョ〜な花。花びらだと思っていた部分が「ガグ(萼)」で、中央部の彩り豊かな「極小お手玉」のようなところが花。だからガクがひらいただけでは開花とはいわず、極小お手玉が広がるときが開花なのだそうです。

 でもね、植物学的に云えばそうなるかもしれないけれど、どう見たってガクは花びらそのもの。たとえガクのことを花びらと云い切ってしまったところで、紫陽花が悲しむわけでもないのだから「どうでもいいじゃん」なんだな。

 そんなに正確を期したいのなら、中高年の我々だって「出っ腹のように見える腹部は、胸の肉が垂れ下がってきたモノなのだ」と云いたくなってしまいます。

【写真(上)】これぞご先祖様の「ガクアジサイ」。見事なゴロワーズブルーです。開花直前ですが、ガクはすべて広がっています。

【写真(下)】やっぱり、どう見たってガクが花びら。昆虫たちは、どうするのだろ。花びらだと思ってガクにたどり着いたものの、花粉も蜜もなし。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | 紫陽花の咲く多摩川台