2013年04月07日

桜色に染まる春の陽だまり(01)  東京メトロで九段下

128-01_P1070172_800.jpg


128-02_P1070210_800.jpg


 お花見に出かけてみました。お散歩先は皇居の「千鳥ヶ淵緑道」。東京駅から東京メトロ東西線大手町駅まで歩き、そこから地下鉄に乗って2つ目、九段下駅からスタートです。

 神保町から九段坂を登ると、あまりの急坂で息切れしてしまいますが、九段下駅は坂の終わりあたりにあるので息切れとは無縁。それより、花見客でごった返す駅のホームで息切れしてしまいそう。

 九段下駅から5分ほど歩くと坂の頂上。千鳥ヶ淵緑道の入り口があります。緑道沿いに植えられている数百本のソメイヨシノやヤマザクラは見事な開花状態です。

 ウィークデイの午前中だというのに、東京中の老若男女が集まってきた感じ・・・極端に男性が少ないから、正しくは「老若女」かも。

【写真(上)】この先を左に折れると武道館、靖国通りに架かる歩道橋を渡ると靖国神社です。絶好のお花見日和ということもあって驚くほどの人波です。

【写真(下)】シートや酒類の持込みが禁止されているので、飲めや歌えの宴会騒ぎはできませんが、ココロの中は個人的に宴会気分です。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | 桜色に染まる春の陽だまり

2013年04月08日

桜色に染まる春の陽だまり(02)  ウシが溺れた牛ヶ淵

129-01_P1070156_800.jpg

129-02_P1070171_800.jpg 

 地下鉄駅から地上に出ると、眼下に広がる「牛ヶ淵」。江戸時代、山王祭の山車を引くウシが足を滑らせてお濠の中に落っこちてしまったことから付けられた名前らしい。

 しばらく靖国通りに沿って歩いていくと左側に「田安門」(武道館の入り口)、右側に「靖国神社」。

 いつもならマイペースで歩けるのでしょうが、この日は押すな押すなの大盛況。前を歩く人の頭の間からサクラを見つつ、スローペースで少しずつ前進。靖国通りに架かる横断歩道橋の上も人でいっぱいです。

 矢田挿雲の『江戸から東京へ』には、このあたりは「何しろ東京一の高台で、標高五百六十尺、品川からここまでの高さを、四回登れば、筑波山を越えてしまうそうだ」とあります。標高は眉唾ものですが、かつては見晴らしもよく、富士山はもとより筑波山までも遠望することができ、江戸前を行き来する舟の灯台代わりにもなっていたそうです。

【写真(上)】ウシのその後が気になりますが、ウマだったら馬ヶ淵、イヌだったら犬ヶ淵だったのでしょうか。人ヶ淵っていうのは、ちょっと怖い。

【写真(下)】坂の頂点あたりにたどりつくと、鼓型石垣の「常燈明台」が青空に向かって建っています。建立は明治4年(1871年)、「靖国神社」が「東京招魂社」という名前だったころの高燈籠。当初は神社内にあったそうですが、道路改修の際にお濠端に移築。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | 桜色に染まる春の陽だまり

2013年04月09日

桜色に染まる春の陽だまり(03)  千鳥ヶ淵のボート

130-01_P1070212_800.jpg

130-02_P1070188_800.jpg


 しばらく歩くと「千鳥ヶ淵緑道」の入り口。お濠に沿って約200本のソメイヨシノが植えられたのは昭和30年(1955年)のことだから、江戸以来のサクラの名所というわけにはいきませんが、この時期、テレビのニュース番組には必ずと云っていいほど登場する場所。

 特徴的なのは、上野公園などとは異なり宴会禁止のオキテがあること。シートも酒も御法度です。ときには入場制限もあるほどだから、人気の凄さが分かります。幸いなことに、当日は制限もなく、ノロノロ歩きではありますが前に進むことができました。

【写真(上)】区営ボート場です。3人ボードのお代は800円(30分単位)也。この時期、夜間のライトアップが実施されるので、営業時間は午後8時(通常は午後5時)まで延長しているそうです。お濠からサクラを見上げるのも一興かもね。

【写真(下)】遠くに見える土手は「田安門」に向かう通路。「武道館」にはココから入ります。濠の形が千鳥に似ているところから「千鳥ヶ淵」と呼ばれるようになったそうですが、地図で確認しても「どこが千鳥?」といった感じ。多くの渡り鳥が飛来してくることから命名されたというのが正しいのかもしれません。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | 桜色に染まる春の陽だまり

2013年04月10日

桜色に染まる春の陽だまり(04)  春風にゆれる枝垂桜

131-01_P1070239_800.jpg

131-02_P1070247_800.jpg 

 前を歩く人のお尻と、頭上のサクラを交互に眺めながらの緑道散歩のあと、代官町の交差点にやってきました。

「紅もほんのり 色香を添えて 花の出茶屋の さくら餅」ならいいのですが、枝垂桜(しだれざくら)の脇で営業中だったのは石焼芋屋の軽トラ。

 おそらく「花は咲いても 身は山吹よ ほんに実になる 人がない」などとボヤキながら、熱々をハフハフしている女子軍団が印象的でした。

【写真(上)】突然、目の前に出現した枝垂桜。サトウキビがザワワザワワなら、こちらはシャナリシャナリ。豪華です。

【写真(下)】「乾門(いぬいもん)」と「北桔橋門(きたはねばしもん)」の中ほどに、楕円状にふくらんだ芝地で、見事なまでの満開状態です。この辺りのサクラがもっとも早く開花するので、ソメイヨシノではないかもしれません。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | 桜色に染まる春の陽だまり

2013年04月11日

桜色に染まる春の陽だまり(05)  発見! 関東タンポポ

132-01_P1070233_800.jpg

132-02_P1070291_800.jpg


 代官町通りの土手で関東タンポポを発見。「がく」が反り返っていないので正真正銘の「関東」です。このところ、路上で見かけるのは帰化植物の西洋タンポポばかりになってしまったので、とてもラッキー。

 明治初期に渡来した「西洋」は受粉せずに種子をつくることができるので繁殖力が強く、「関東」は駆逐されつつあるようです。

 さて、散歩。江戸城の天守閣跡がある皇居東御苑に入ってみることにしました。

 昭和27年(1952年)発行の岩波写真文庫『千代田城』を見ると、大奥があった本丸跡は雑草が生い茂り、とても殺伐とした場所でしたが、今では一面の芝生が広がる快適空間に大変身。ところどころにサクラも植えられていて、いい感じです。

【写真(上)】サクラばかりに目を奪われていると、足元の小花たちを見過ごしがちです。来年も、無事、顔を出せばいいのですが。今や超貴重となった関東タンポポ。

【写真(下)】本丸跡の小道沿いにひっそり咲いていたハナニラ。花径は4センチほど。葉っぱに韮や葱のような匂いがあることから花韮なのだそうです。可憐な花なのに、名前のおかげで「韮」のイメージが強烈で可哀想かも。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | 桜色に染まる春の陽だまり