2014年02月01日

おとめ山で乙女に逢えるか(12) おとめ山公園2(東側)

404-01_P1280073_800.jpg

404-02_P1280099_800.jpg

 道路を挟んで反対側にも公園あり。こちらも、おとめ山公園。つまり、おとめ山公園2(東側)。

 かつて相馬家が築造した林泉園があったところ。残念ながら庭園の面影はないけど。

 園内には大きな池があり、その周囲に散策路。池のほとりに建つ「あずまや」で一服出来る。

 敷地の前後に白亜の公務員宿舎が建てられていて、宿舎専用の庭のようになっていたが、行革によって宿舎の土地が払い下げられ、現在は更地だ。

 それにしても、当時荒れ果てていた土地だとはいえ、都心とは思えない場所だから、さぞかし居心地は良かったと思われる。

【Photo(上)】おとめ山公園2(東側)の入り口。おとめ山公園1(西側)は近衛家、こちらは相馬家の所有だった。戦後は東邦生命、後に三井不動産、最後(昭和39年)に大蔵省の所有

【Photo(下)】おとめ山公園1(西側)に「上の池」「中の池」があったから、こちらは「下の池」かと思ったら「弁天池」だって。水量も豊富で、池らしい池だ。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | おとめ山で乙女に逢えるか

2014年02月02日

おとめ山で乙女に逢えるか(13) 藤稲荷神社(富士稲荷神社)

405-01_P1280113_800.jpg

 おとめ山公園2(東側)を出たあと、人の気配のしない公務員宿舎を横目に『江戸名所図会』にも描かれている藤稲荷神社(富士稲荷神社)に寄ってみることにした。

 坂を下りて左側。神社につながる小道に「由緒」が書かれた案内板があった。それによると、

『かつて此の地方を統治された、清和天皇の皇孫源経基という御方が、今より約一千百年前、後醍醐天皇の御世、延長五年、初午の日に京都稲荷山より勧請御遷宮申し上げた御社であり、「藤稲荷神社」「富士稲荷神社」とも申し上げております』・・・むずかし。

 申し上げた上に、さらに申し上げちゃったりしたわけだから、恐ろしく古くからある由緒正しい神社のようで、わくわくしてしまうが、小道を進んでいくと、突然、コンクリの階段が出現したからビックリ。

【Photo】おとめ山の中腹あたりに位置する藤稲荷神社(富士稲荷神社)。鳥居の前に門扉があり、それを通過して境内に入ることになる。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | おとめ山で乙女に逢えるか

2014年02月03日

おとめ山で乙女に逢えるか(14) 境内から副都心を一望

406-01_P1280114_800.jpg

406-02_P1280118_800.jpg

 恐る恐る階段を上がってみると、真紅の鳥居の先に、小さな社殿があった。

 境内は、まるでネコの額。由緒があり、しかも『江戸名所図会』にも紹介されている神社なのに新建材を使って建てられたような社殿には驚いたが、なぜそうなってしまったのかは不明。

 ちょうど山の中腹にあたるところなので、境内からは新宿副都心のビル群を見渡すことが出来る。

【Photo(上)】出来立てホヤホヤの感じがする藤稲荷神社(富士稲荷神社)の社殿。

【Photo(下)】境内に入ってから後ろを振り向くと、新宿副都心のビル群を一望することが出来る。ただし、崖下の急斜面に沿って住宅建築工事が始まっていて、現在では景観が変わってしまった。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | おとめ山で乙女に逢えるか

2014年02月04日

おとめ山で乙女に逢えるか(15) くねくね坂の崖の下

407-01_P1280150_800.jpg

 小さな境内に驚いてしまったせいか、お参りするのを忘れてしまったのだが、お参り場所はまだある。というわけで、坂を下りきって5分ほどの距離にある氷川神社に向かうことにした。

 途中、七曲(ななまがり)坂<別名/七囲(ななめぐり)坂>と遭遇。もちろん、坂の具合を確かめねばならぬ。

 こちらも『江戸名所図会』に「七曲坂、鼠山の方へ登る坂をいふ。曲折ある故に名とす。この辺りは下落合村に属せり」と書かれていて、同じく『落合惚図』に「鼠山」が描かれている。坂の歴史も古いのだ。

 さらに『豊多摩郡誌』には、「馬場下通、御禁止山の麓にあり、大字下落合字丸山と同村本村の中間にあり、曲折七ヶ所より成れる坂路にして昔より本名を得たるが、明治37年開穿して交通の便に資せり」とある。

「開穿(かいせん)」とは聞きなれない言葉だが、要するに、くねくねした細道だったのを、幅員を広げて歩きやすくしたのだろう。

【Photo】七曲坂(七囲坂)。くねくね坂の楽しみは、坂を曲がると何が出てくるか分からないというビミョ〜な不安感にある。なんにも出てこないけど。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | おとめ山で乙女に逢えるか

2014年02月05日

おとめ山で乙女に逢えるか(16) 七曲坂は7回曲がるのか


408_P1280160_800.jpg

 当時は、かなり幅の狭い坂道だったようだが、現在はクルマも通ることができる立派な舗装道路。

 下から見上げると、なだらかそうに思えた坂道も、いざ歩き始めると、結構、キツイキツイ。7回曲がるか確かめてやろうと思ったものの、2回ほど曲がったころから息がゼイゼイなのだ。

 結局、現在は七曲ではないことが判明。でも、坂道の往復はいい運動になった。坂の上には住みたくはないけど。

【Photo】スキー場の初級者用ゲレンデほどの勾配だが、あなどれない。日ごろの運動不足が露呈する。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | おとめ山で乙女に逢えるか