2013年06月01日

新緑萌える椿山荘(06) 神社と三重塔

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 別名「椿山」。明治11年(1878年)に山形有朋が買い取り、1000坪の大邸宅を建てて「椿山荘」と命名。没後の大正14年(1925年)に男爵藤田平太郎家の所有。広島から「三重塔」(室町末期の建築物)を移築。

 残念なことに、終戦間際の空襲で邸宅はもちろん樹木の大半が焼失してしまったものの「三重塔」だけは無事。

 昭和23年(1948年)に藤田興業に所有権が移り、あらためて樹木を移植し、かつての「椿山荘」を髣髴とさせるお庭に仕上げたということらしい。

 金を湯水の如くつぎ込み、全国から集めたモノを散りばめただけだと思うと、ちょっとばかりシラケてしまいますけど。

【写真(上)】椿山荘を守護する「白玉稲荷神社」。パワースポットとして若者に人気らしい。

【写真(下)】奥に三重塔、手前に井戸。飛び石状に置かれている石の凸凹は、長年にわたってつけられた轍(わだち)の跡。

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2013年06月02日

新緑萌える椿山荘(07) オバさまに大人気

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 高台に上ってみると、脇の立看板に『南方に早稲田田圃、西方に富士山を望むことができた眺望のよいた高台』だったのに、それらを拝めなくなってしまったから『椿山と名を改め山縣有朋公ゆかりのツバキを始め多くの園芸品種を植栽して、椿花の楽しめる場所にしました』とありました。ちなみに、山縣さんの雅号も「椿山」。

 ウィークデイだったからなのか、団体客以外には散歩道で出会うこともなく、自由気ままに庭内を堪能することができましたが、お江戸の下屋敷時代から生き続けてきた樹木だったら、もうちょっと感激したかもしれません。

 それでも、かつての武蔵野を思わせる光景は見事です。

【写真(上)】途中で出会ったオバさまたち。団体客なのでガイド付きですが、みんな自由気ままに散策したいような雰囲気でした。

【写真(下)】鬱蒼とした木々に囲まれた散歩道は綺麗に整備されているから歩きやすく、高台に通じる急勾配の山路も辛くありません。

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2013年06月03日

新緑萌える椿山荘(08) 涼風に誘われゴロ寝

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 不敵にも縁台でゴロ寝していた方を発見。うらやましい限り。でも、クツを脱いでくつろぐのは分かりますが、ズボンを脱ぐ必要はあるのでしょうか。ナゾです。

 通路の先に「プラザ」(かつての椿山荘新館)。結婚などが行なわれる宴会場です。その脇に滝。都心のホテルとは思えない光景です。

【写真(上)】ゴロ寝さまの隣でゴロ寝したい。ズボンを脱ぐ勇気はないけど。

【写真(下)】滝の裏側に回れば「滝のトンネル」。

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2013年06月04日

新緑萌える椿山荘(09) 小汗ジットリ

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 木立ちの間から淡い陽光が射し込み、歩くごとに頭のてっぺんから小汗がジットリ。ときどき、ゆれる緑とともに涼風がそよいできますが、カミさんの笑顔のようなもので、実に気まぐれだから気分爽快には至らず。

 このあと、椿山の一角にある「芭蕉庵」に向かおうと思っていたのですが、予定変更。もう少しばかり、鬱蒼とした椿山荘を歩くことにしました。

 ちなみに「芭蕉庵」とは、神田川の改修工事に携わった松雄芭蕉(34歳)が延宝5年(1677年)から4年間、居住したといわれている庵(いおり)のこと。当時は「龍隠(りゅうげ)庵」と呼ばれていたそうですが、後の人々は「関口芭蕉庵」と呼ぶようになり、現在では「芭蕉庵」。

 でも矢田挿雲の『江戸から東京へ』の第八巻では、芭蕉は藤堂家の藩士だったから上水の改修工事に携わったことはあるものの、居住したことはないと一刀両断。現在の庵は戦後に再建されたものです。

【写真(上)】フォーシーズンズホテル椿山荘。平成4年にオープンした瀟洒なホテルです。もちろん、宿泊料高し。

【写真(下)】古香井(ここせい)と呼ばれている井戸。秩父山系からの地下水が湧き出ているらしい。近年、東京のパワースポットとして人気あり。

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2013年06月05日

新緑萌える椿山荘(10) 花の七福神あり

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 散歩道沿いのところどころにお地蔵さんのような「七福神」が置かれていて、それらを探しながら七福神めぐりが出来るようになっています。

 面白いのは、お地蔵さん風の「七福神」だけでなく「花の七福神」も用意されていること。ちなみに「女郎花(恵比寿)」「萩(大黒天)」「桔梗(毘沙門天)」「撫子(弁財天)」「藤袴(布袋尊)」「尾花(寿老人)」「葛(福禄寿)」なのだそうです。

 それより、結婚式場から手をつなぎながらお庭に出てくる新郎新婦の艶やかな姿が印象的。

【写真(上)】散歩道で見つけたアニメのキャラクターのような「布袋尊」。足を棒にして1日がかりの「七福神めぐり」ではなく、庭内だけですべての福神さまとご対面できるから、とてもお気楽です。

【写真(下)】幸せに向かって一直線状態にあるお二人。祝福の意味をこめて撮影です。最近の結婚式は屋外で記念写真を撮ることが多いらしく、それには「椿山荘」のような雄大なお庭があることが式場選びの重要なポイントになっているそうです。

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