2013年01月01日

坂の上の城跡と大仏(07) 駅前ジャングル

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 駅の北側を探索したあとは、マンモス団地のある南側を彷徨です。ガードをくぐると、線路に沿って東西に走る「高島通り」です。

 さすが計画的につくられた街だけあって、道路の交差が碁盤の目状態。でも、驚くのはまだ早い。 駅前といえば商店街というのが相場ですが、ここは大違い。駅前に幹線道路があり、それに沿って鬱蒼とした緑地帯(幅30メートル長さ3キロあまり)が横たわっていたのです。

 緑地帯の先には高層集合住宅群が続いているから、「高島通り」の騒音と排気ガスなどを遮断する役割を担っていると思われますが、なにしろ団地完成から40年以上も経ているので、緑地帯のこんもり状態は凄まじく、中央に設けられている散策路を歩いていると、まるで密林の中の小道をさまよっているような感じ。駅前にジャングルありというわけです。

【写真】駅前ジャングル。地元の人の話によると、緑地帯の一部には、洪水被害を回避するための巨大な地下貯水槽がつくられているのだそうです。

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2013年01月02日

坂の上の城跡と大仏(08) あっちこっちに赤塚公園

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 緑地帯を横切り、さらに進むとマンモス団地の一部が顔を出し始めます。このあたりは高島平2丁目だから賃貸住宅が中心。ひと昔前に流行った薄くて背の高い白壁の団地風建物群が続きます。

 高層集合住宅群を抜けると「赤塚公園」。ひと口に「赤塚公園」といっても、あちらこちらに「赤塚公園」が存在するので目がテンになってしまうのですが、こちらは高島平3丁目の「赤塚公園 中央地区」。団地完成2年後の昭和49年(1974年)に開園した25万平方メートル(7562坪)の巨大な公園です。

 園内には3万4000本あまりの樹木が生い茂り、噴水広場を中心に野球場あり、全天候テニスコートありの至れり尽くせり。で、その先、「首都高速5号線」に沿って約2キロの細長い公園と出会いますが、これまた「赤塚公園」。

【写真】「赤塚公園 中央地区」の芝生広場。周囲を森で囲まれていて、頭上の青空もぐ〜んとワイドに感じます。近くに噴水があり、その地下に災害時用の飲料水タンクが埋設されているそうです。

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2013年01月03日

坂の上の城跡と大仏(09) 崖っぷちの公園群

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「赤塚公園 中央地区」を出たあと「国道17号」の横断歩道を渡り、「赤塚公園 大門地区」に侵入です。「国道17号」の中央に「首都高5号池袋線」の橋脚がドデンと居座り、上空を大量のクルマが行き交っているから、なんだか気もそぞろ。

 都内、いたるところに「道路の上に道路あり」ですが、いずれも、ひさしを貸して母屋を取られたような塩梅。頭上の道路のおかげで陽光閉ざされ、人間様は薄暗い歩道を歩かねばなりません。

 でも「赤塚公園 大門地区」の芝生に足を踏み入れたとたん、気分は爽快。頭上に大きな空があったからです。

【写真】東から順に並ぶ「赤塚公園」の「辻山地区」「徳丸ヶ丘緑地地区」「番場地区」「沖山地区」「大門地区」「城址地区」の区別は付き難かったけれども、いずれも武蔵野台地の崖の下に設けられているから変化に富むこと著しく、緑の中の小道を歩くのが実に楽しい。左側が武蔵野台地の崖部分。板橋区の花である「ニリンソウ」の自生地でもあります。

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2013年01月04日

坂の上の城跡と大仏(10) 諏訪神社で一服

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 数ある赤塚公園を離れ、急坂を登ってみることにしました。板橋区には「九段坂」(九段)や「団子坂」(千駄木)などの有名な坂道はありませんが、さすがにこのあたりは武蔵野台地の崖っぷちらしく、西あるいは南に向かって歩くと、すぐに坂道とご対面。いずれの坂道も急勾配だから冬の大汗必至です。

 坂の途中で振り向くと、眼下に緑の「大門地区」と「首都高5号池袋線」。街中の坂道とは異なり、風光明媚です。で、坂を上り詰めたあたりで「諏訪神社」が登場。このあたりが純農村地帯だったころ、鎮守としての役割を果たした神社です。

【写真】急坂を上った先に「諏訪神社」。鳥居の手前に「諏訪神社田遊び」の石碑がありましたが、「田遊び」とは悪魔祓いの神事芸能「獅子舞」のこと。延宝元年(1672年)、下赤塚村の春日太郎兵衛さんという人が「日光二荒山神社弥生祭」に行き、「風流獅子関白流」という舞を習って村人に伝えたのが始まりなのだそうです。太郎兵衛さんスゴイなあ。

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2013年01月05日

坂の上の城跡と大仏(11) 竹の子公園

「諏訪神社」で一服したあとは快適前進。台地の上だから、平らな道路が続きます。しばらく歩くと、フェンスで囲まれた「竹の子公園」と出会います。

 板橋区には「水車公園」「昆虫公園」「交通公園」など、ミョーなネーミングの公園が多いのですが、これもそのひとつ。道路端につくられている石段を上って園内に入ると、目の前に見事な竹林。だから「竹の子」なのね。でも、公園というわりには遊ぶスペースが少なく、ほとんどが竹林だったから、やっぱりミョーな感じ。

 ミョーな感じを引きずりながら、さらに進むと、突然、「みはらし台公園」が出現。とってつけたような場所にあるのは、公園の地下を「新大宮バイパス」が走っているから。で、肝心の「みはらし」ですが、バイパスを見下ろせるだけだから愉快です。

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【写真】「竹の子公園」の園内には竹林が広がっています。もともと、竹薮があったところだったらしいのですが、さまざまな竹を植え足して公園化。現在、約900本の竹が植えられています。笹に囲まれた小道を散策。ついでに入口に掲げられている「竹のお話」、「竹のおもちゃいろいろ」の看板で竹についてのお勉強です。公園の前に、国際興業バスのバス停「大門竹の子公園」がありました。

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